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おやじ、頼む死んでくれ

おやじ、頼む死んでくれ 大森 優江/著 文芸社
(参照:Amazon)
著者の半生を綴った本。
タイトルにひかれて読みましたが、
タイトルに負けないくらいの内容でした。

著者の現在から過去に遡るように話が始まり、
少し話しては現在へ
そして、また過去へと。。。


著者は5人家族
おばあさん、お父さん、義母、姉、妹(著者)

おばあさん 父が弟子入りしていた師匠の妻
        父の才能を見込んで父を養子に迎える
        お酒とタバコが好き
        施設の中で急死(享年83歳)
お父さん  著者の父、大工、まじめでやさしい。
       自動車事故による賠償金支払いによる借金で、
       お酒とギャンブル(マージャン、競馬)におぼれ、
       毎日、家でお酒を飲み、マージャンをしていた。
       お酒が入ると毎日、家族にも暴力を振るう
       なにがなんでも子どもたちを実母と会わせないようにしていた。
義母    父の再婚相手。著者が3歳の時に父と再婚
       (再婚したことを誰も著者には話さなかった)
姉      5歳年上の姉 東京で暮らす美容師
       中学生の時、ストレスで髪が抜けたことで美容師を目指す
       高校卒業後、東京へ上京し、美容師になる。
妹      主人公 
       3歳までの記憶が残っている。
       この記憶で義母が実母でないと薄々感じ始めた。
       中学時代まで優等生で主席だったが、高校入学後に経験するためにと
       これまでとは正反対の暴走族(?)へ。
実母    著者の実母。隣の市で暮らす。
       47歳と言う若さだったが、癌により死去。


いつ訪れるか分からない父の暴力。
殴る蹴る、ちゃぶ台はひっくり返す、
ガラスの灰皿を投げる など日常茶飯事。

幼い頃から毎日の睡眠時間は3時間。
夜、眠っていても父の都合でたたき起こされ、
タバコなどを買うためにおつかいに出されていた。

マージャン仲間から貰ったお小遣いも、
預かると一方的に取り上げられる始末。

こんな生活なので、毎日を生きるだけで精一杯。
服を買う余裕がなく、親戚からのお下がりだった。


日々募っていく「おやじ、頼む死んでくれ」という思い。
ある日の夜、実行しようとするが、
おばあさんに見つかってしまい諦めることに。


高校を卒業した姉は、美容師を目指し上京。
残された妹(著者)は、必死に生きていく。
そして、高校卒業を機に上京し、モデルをしていたが、
仕事先でであったタレントとの話をきっかけにモデルを辞め、故郷へ。


15歳の時に出会った男性と結婚。1女1男に恵まれる。
滅多に帰ってこない夫。
一人で子どもを抱え、生活していた。

長女が4歳になったある日、難病であることが判明。
萎縮して成長しなくなる病気で、子どもが産めない身体になると宣告。

難病に立ち向かおうとした矢先、
おばあさんが施設に入れられたことを知り、施設へ。
原因はアルコール依存症とアルコールと年齢による痴呆症。

そこで見た光景に驚き、休みの日に引き取りに行こうと約束するが、
その後まもなく、おばあさんは亡くなる。

2人の子どもと実家で暮らしていたある日、
様子が変だと思い、大きな病院で血液検査をした結果、
長男も難病(国で指定された難病)であることが判明。

約10年後、次女を出産。
次女を長女の子どもとする決心を固める。(長女と次女とは13歳差)
驚くほど実母にソックリな次女に驚く著者と姉。

長男が高校受験を控えたある日、
長女と長男の言葉で、夫と離婚する決意をするが、
どう切り出してよいか、悩んでいると夫からのその話が出たことで夫と離婚。



「生きる」ことは難しい。
生きていると何が起こるか分からない世の中。
お互いが親子、兄弟など家族であっても同じ。
むしろ家族であるが故に他人よりも厄介かも。

それでも生きることを諦めずに
時には悩み、苦しみ、もがきながらも
前を向いて、歩いた著者の言葉だからこそ
心に沁み、冷えた心を温かくしてくれる。
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キキコさまへ 

いえいえ、そんなことないと思いますよ。

キキコさんのおっしゃるとおりで、
何を幸せ、不幸せと感じるかで異なり、
同じことを、他の人が経験したとすると
果たして、どう感じるか(同じように感じるか)は
人それぞれで、分からないですよね。

振り返って、文字にすることは、
かなり辛い作業だと思うので、
それが出来る強さを持っている人だと私も感じました。
  • posted by ゆちゅみ@管理人 
  • URL 
  • 2009.09/29 00:15分 
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  • [Res]

ゆちゅみさま 

生意気ないいかたですが。。。
決して、不幸のどん底を経験なさっているとは思えないのです。
どこから、どこまでを不幸、幸福といえるのか。。。
わたしにも、わからないのですが・・・。
ご自分の子どもさんが難病、わたしだったら、前に進めないかもしれません。
ひとこと感想は、「つよい女性だなあ」と思いました。
こうやって、本に書ける強さも含めて。。。
超生意気なことをいって、すみません。
  • posted by キキコ 
  • URL 
  • 2009.09/28 17:52分 
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チャピマさまへ 

本当にドラマみたいな半生だと読んでいて思いました。
著者も本の中で書かれていましたが、
皮肉にも子どもの頃に受けた父からの暴力などの経験が
著者自身がピンチに陥った時に役に立ったと書いていたことが印象的でした。
この本には仕事にボランティアに忙しく走り回っていることも書かれているのですが、
忙しくても誰かの役に立っていることが幸せなんだということが伝わってきました。
  • posted by ゆちゅみ@管理人 
  • URL 
  • 2009.09/27 23:59分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

著者の方、波乱万丈な半生だったのね。
ドラマみたいな内容だけど、実話なのが驚き!
でも、これだけの事を経験したからこそ「生きる」ことに対しての強さを感じるなぁ。
強さと共に優しさを身につけであろう残りの半生は、きっと幸せに違いないと思います。
  • posted by チャピマ 
  • URL 
  • 2009.09/27 01:23分 
  • [Edit]
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